AiAF Nikkor 35mm f/2D

35mmという焦点距離は、フルサイズで撮影した際、見た目に近い印象を与えることができる。実際には人間の視野は35mmよりも広く見えているのだが、その場で見た目と同じ大きさで被写体が写るので、そのような印象を受けるのかもしれない。

24mm以下の広角レンズのような非日常的なクセも無ければ、50mm以上のレンズのような望遠ぽさもない35mmは、スナップ撮影としては絶妙な「間」を持っている焦点距離である。この絶妙な「間」に加えて、だいぶ近くまで「寄れる」ので、非常に使いやすいレンズである。

更に、開放f値が2.0とかなり明るいレンズなので、薄暗いところでも頑張れる上に、背景を大きくぼかすことが可能。しかも、これだけの性能を持ち合わせておきながら値段も安いので、かなりお買い得感のあるレンズである。

特筆すべきは夜景撮影時の光芒の美しさであり、今のところこれ以上に美しい光芒を生み出してくれるレンズをボクは知らない。

かれこれ10年近く使用したレンズだが、3514Gの導入に伴い役目を終えマレーシアにて買い手がついて売却となった。


機種 D3 「Pangkor Laut Resort」

「35mmf/2D」で撮影した中で最高の一枚であり、夜景撮影に本格的に目覚める「きっかけ」となった一枚でもある。

自分が撮った写真を2年後とかに見返すと、記憶も色褪せて「何でこんな写真を撮ってるかな・・・。」とガックリすることが多いが、この写真だけは数少ない「色褪せない写真」である。
レンズ AiAF Nikkor35mm f/2D
露出モード 絞り優先オート
絞り F16
露光時間 30s
ISO感度 ISO200
露出補正 +0.7
測光モード マルチパターン測光
焦点距離 35mm
AFモード AF-S シングルエリアフォーカス
ピクチャーコントロール ビビッド
三脚 三脚/ミラーアップ/レリーズケーブル

機種 D3 「Marina Bay Sands」

「35mmf/2D」はボクが所有しているレンズの中で、絞りこんだときの「光芒」が最も綺麗なレンズである。

f/1.4レンズをフルで揃えてしまった今、「35mmf/2D」は分が悪くなってしまったのは間違いないが、この「光芒」があるだけでこのレンズには存在価値がある。
レンズ AiAF Nikkor35mm f/2D
露出モード 絞り優先オート
絞り F20
露光時間 54.1s
ISO感度 ISO200
露出補正 マニュアル露出
測光モード マニュアル露出
焦点距離 35mm
AFモード AF-S シングルエリアフォーカス
ピクチャーコントロール ビビッド
三脚 三脚/ミラーアップ/レリーズケーブル


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